「アシックス最強の一足」機能と芸術が融合した“UB9-S GEL-KAYANO 20”をスニーカー系ライターが徹底リポート
キコ・コスタディノフ・スタジオとアシックススポーツスタイルの開発チームが手掛けたUB9-S GEL-KAYANO 20は、デザインの頂点を追求する姿勢とクラフトマンシップが融合した象徴的なモデルです。 ⇒【写真】アシックス最強のスニーカー“UB9-S GEL-KAYANO 20”の詳しい画像を見る(全6枚) このシューズは、単なる機能性を超え、文化的背景や素材感、伝統工芸からインスピレーションを得て、細部にまでこだわり抜かれた一足です。
試し履きしたのは【ASICS SportStyle UB9-S GEL-KAYANO 20】
ASICS SportStyle UB9-S GEL-KAYANO 20 ¥26,400(税込) デザインの核にあるのは、日本の美濃焼から影響を受けた独特のアプローチです。美濃焼は、その深い歴史と美しさで知られ、陶器の世界においても重要な位置を占めています。この伝統的な焼き物の技法が、シューズの織り合わせや素材の選定に反映され、ソフトな質感と高度な機能性が見事に融合しています。 特に美濃焼の釉薬に見られる独特の錆のプロセスを、靴の経年変化を意識したカラーパレットに取り入れ、時間が経つごとに味わいが増す色合いを表現しています。 シューズに採用された二層構造のメッシュ素材は、光を受けることでその独特の素材感が際立ち、内外の異なるレイヤーが視覚的な奥行きを生み出しています。 カラーリングにおいても、このコラボレーションは過去のランニングシューズに見られるヘリテージ要素を再解釈し、マットな質感と洗練された色彩が、シルエットを引き立てつつも現代的な美しさを加えています。 2層のフォーム素材と“GEL”を組み合わせたソールが、高いクッション性を提供してくれます。 本作は、機能性と芸術性、そして過去と未来が織り成すハーモニーを具現化した作品と言えますね! 文・撮影/本間新
MonoMaxWeb編集部
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