残暑の身体にしみわたる、絶対飲むべき地中海の「島ワイン」4選!
フィガロジャポン編集部の、ワイン本気飲み!
日本全国で、台風をはじめとする豪雨の印象が強かったこの夏。子どもたちの夏休みは終わり、大人たちも夏の浮かれた気分を引き締めなくてはと思う秋の入り口9月。しかし虫の声は聞こえても、まだまだ汗ばむどころか汗の流れる陽気が続くこの時期。そんな残暑の中で、さて何を飲もうか。 【読者プレゼントも!】今回紹介のワインの画像を見る 「島ワイン」、遠い島からの波の音と潮風に、それぞれの夏を振り返る。イタリア、スペイン、フランス。ワインの中にほんのり塩を感じながら、するする喉を通る冷たさに、まだ暑さの中にいる身体を癒やす。......という予定だったのですが、思いの外、集めた島のワインがおいし過ぎて! するする飲むのがもったいなくなるような、旨味じっくりタイプも登場。 今回の試飲参加者: 浅妻千映子 J.S.A.認定ワインエキスパート。雑誌やウェブメディアで取材、執筆する傍ら、ワインスクールのアカデミー・デュ・ヴァンでワイン&クッキングクラスの講師をしていた経験も。『東京最高のレストラン』(ぴあ 刊)の採点者を約20年つとめている。好きなワインのタイプは海、汗、火花、キノコ、鉄棒、鉛筆など感じる、ミネラル系。 まりモグ フィガロジャポン編集部、本誌グルメ担当。2021年、J.S.A.認定ワインエキスパートを取得。幼少期から北京を拠点にアジア、欧米、太平洋の島々などを旅し、モンゴルの羊鍋からフランスのエスカルゴまで、さまざまな現地の料理を食べ歩く。特に香港は、多い時で年4回のペースで通うほどの"香港迷"。食べ過ぎ飲みすぎがたたり、28歳で逆流性胃腸炎を発症。好きなワインのタイプはブルゴーニュをはじめとした冷涼地系。 カナイ フィガロジャポン編集部、WEBグルメ担当。2023年、J.S.A.認定ワインエキスパートを取得。大学時代、元週刊プレイボーイ編集長で現在はエッセイスト&バーマンの島地勝彦氏の「書生」としてカバン持ちを経験、グルメの洗礼を浴びる。ホテルの配膳のバイト→和牛を扱う飲食店に就職した後、いろいろあって編集部バイトから編集者に。好きなワインのタイプはイタリアをはじめとした日当たり良好系。