冷めにくい保温ラベルが適温をキープする「アサヒ おいしい水 天然水 白湯」
アサヒ飲料は、「アサヒ おいしい水 天然水 白湯」を475mlに増量し、リニューアル発売した。今回はマーケティング本部 マーケティング二部ウォーターグループ 課長補佐の石川綾奈氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。 【画像】アサヒ おいしい水 天然水 白湯 ――商品開発の経緯を教えてください。 石川氏:もともと、美容や健康意識の高まりから白湯を飲む人は増加傾向でした。さらに、お客さまから「飲みたい時に買えない」などの声が多数寄せられていることから、湯を沸かす必要がある白湯を外でも気がるに飲めるようになったら嬉しいというニーズがあることに着目しました。外出先という利用シーンを想定して、コンビニエンスストアやスーパーなどで白湯を買えるようにすれば、既存のミネラルウオーターや清涼飲料とは異なる価値を提供できるのではないかと考え、発売に至りました。 発売から2年が経ち、お客さまからさまざまなお声をいただく中で、“日中も飲めるたっぷりとした容量がほしい”というご要望が目立つようになりました。白湯を飲む方が増え、中には瞬間的にカラダを温めるだけでなく、日中の水分補給でも白湯を飲み続けるお客さまがいらっしゃることが分かりました。そういったお客さまの声にお応えし、長く飲んでも中味が冷めにくい不織布素材の「保温ラベル」を維持しながら340mlから475mlへと増量するリニューアルを行ないました。 ――どんな特徴があるのでしょうか。 石川氏:「アサヒ おいしい水」ブランドの「おいしい水 天然水」を、白湯の適温とされる約50~60℃に温めて提供しています。通常はお湯を沸かし、適温になるまで冷ますという工程を踏まなければ作れない白湯を手軽に外出先でもお楽しみいただけます。 「おいしい水 天然水」は、何十年もかけて地層の奥深くまでゆっくりと浸透し“ろ過”されていく過程で溶け込んだ程よいミネラルにより、飲み口がやわらかく白湯として飲むと体に温かさがじんわりしみわたります。 ――こだわりのポイントは? 石川氏:コンビニエンスストアやスーパーなどで販売している475mlはラベルにもこだわりがあり、長く飲んでも中味が冷めにくい不織布素材の「保温ラベル」(275mlは不使用)を使用しています。「保温ラベル」は商品を55℃まで加温し、気温10℃の環境で温度変化を測定したところ、同容量の通常ラベル品と比較して温かさ(液温40℃以上)が約1.3分長く持続し、最大で1.0℃の液温差を確認しました。 ――どんな人に飲んでもらいたいですか? 石川氏:外出時に温かさが欲しい方、体をいたわりながら健康的な水分補給をしたい方などに幅広く楽しんでいただきたいと考えております。 ――ありがとうございました。
グルメ Watch,編集部:湯野康隆