【MLB】カブスが延長戦を制す 先発ブラウンが7回をノーヒットに抑える快投 鈴木誠也は5打数1安打
【カブス6-3ブリュワーズ】延長10回タイブレーク@アメリカンファミリー・フィールド
日本時間5月29日、カブスは敵地アメリカンファミリー・フィールドでブリュワーズとの首位攻防4連戦の2戦目を迎え、延長戦の末に6対3で勝利。前日の敗戦で貯金が消滅していたが、再び貯金生活に突入した。カブス4番手のヘクター・ネリスは1点のリードを守れず、セーブに失敗したものの、打線が10回表に勝ち越したため、5勝目(0敗)をマーク。ブリュワーズ6番手のトレバー・メギルに今季初黒星(0勝)が記録された。 【動画】カブスのコディ・ベリンジャーが鮮やかなホームランキャッチを見せる(MLB.comより) カブスは3回表にマイケル・ブッシュの8号ソロで先制。先発のブラウンは5回裏に2つの四球を与えたものの、それ以外のイニングはすべて三者凡退に抑え、10個の三振を奪ったほか、7回裏には中堅コディ・ベリンジャーのホームランキャッチまで飛び出し、7回93球ノーヒットの好投で快挙達成を予感させた。2番手のヘイデン・ウェスネスキーが8回裏に初安打を献上し、継投ノーヒッターを逃したが、カブスが1点をリードしたまま9回へ。ところが、4番手のネリスがウィリー・アダメスにタイムリーを浴び、1対1の同点に追いつかれた。 しかし、10回表にカブス打線が爆発し、先頭からの3連打でまず2点。送りバントで一死2・3塁となったあと、イアン・ハップに2点タイムリー二塁打、二死後にはブッシュにもタイムリーが飛び出し、一挙5点を勝ち越した。その裏のブリュワーズの反撃を2点にとどめ、6対3で勝利。なお、「2番・DH」でスタメン出場したカブスの鈴木誠也は5打数1安打3三振で、今季の打撃成績は打率.248、出塁率.309、OPS.697となっている。