【5分でわかるApple Intelligence】何ができて、どの機種でいつから使えるの? #AppleEvent
9月9日(日本時間では9月10日)にAppleのイベントが開催され、さまざまな新製品・アップデートが発表されました。 【5分でわかるApple Intelligence】何ができて、どの機種でいつから使えるの? #AppleEvent なかでも注目されていたiPhone 16は、「Apple Intelligenceのために設計された」とAI機能への対応を強く打ち出したのが印象的でしたね。 しかし、なんとなくApple Intelligence=AI機能? くらいには認識しているものの、正直よくわかんないという人もいるのでは? そこで、Apple Intelligenceが何なのか、いつからどの機種で使えるのかなど、わかりやすくまとめました。 目次 Apple Intelligenceって何するもの? 1. 作文ツール 2. 画像生成 3. 写真アプリの追加機能 4. より強力なSiriの機能 Apple Intelligenceの対応機種は? Apple Intelligenceは、いつから使える?
Apple Intelligenceって何するもの?
Appleはこの機能について 「書いたり、自分を表現したり、タスクを簡単にこなすためのAIが、あなたのiPhone、iPad、Macに組み込まれます」 と説明しています。 具体的な機能としてはこんな感じ。 1. 作文ツール テキストの内容を要約したり、書いた文章を校正することが可能。自分の思い描いているトーンに文章がなるように、複数のバージョンを提案してくれるそうです。 また、これは他社製のアプリ内であっても使用可能とのこと。 2. 画像生成 画像をアプリから直接、しかも数秒でつくれるという「Image Playground」や、オリジナルの絵文字を生成できる「ジェン文字」、メモアプリで描いたラフスケッチから画像を生成できる「画像マジックワンド」が搭載されます。 3. 写真アプリの追加機能 写真アプリ内にある写真・動画を、文章で検索できるように。日付やフォルダが思い出せなくても、どんな内容か説明文を入力することで見つけられます。 また、説明文を入力すると、アプリ内のデータを使ってオリジナルムービーを作成してくれるそう。 4. より強力なSiriの機能 文章の理解力が向上し、利用者個人の文脈を踏まえたやりとりが可能。たとえばSiriに「そこの天気は?」と聞くと、それまでの話から「そこ」がどこのことかを理解してくれるのです。 加えて、アプリを横断したアクションにも可能にになります。 そして、声を出したくない状況では文字入力でも対応してくれるように。 …などなど、ほかにも今回のイベントでは、カメラを利用して目の前にあるものの情報を検索・アクションが可能になる「Visual Intelligence」なども発表されました(たとえば、ふと見かけたレストランの外観にカメラを向けるだけで営業時間などの情報が確認できたり、イベントのポスターからそのままカレンダーに予定を作成できたり、など)。 あわせてAppleはプライバシーに配慮していることも強調しており、プライベートAI処理用に設計されたクラウドシステム「Private Cloud Compute」では次の3点を約束しています。 あなたのデータは決して保存されません あなたからのリクエストにのみ使用されます プライバシー規定の遵守を証明できます