【蔵前】23時まで営業! コーヒーもワインも楽しめるカフェ〈ARC〉
東京の下町・蔵前エリアは、静かで落ち着いた雰囲気のなかにおしゃれなギャラリーや雑貨店が点在し、街歩きが楽しいエリアです。そんな蔵前で押さえてきたいカフェ〈ARC〉を紹介します。
【蔵前】のカフェ〈ARC〉の魅力
蔵前問屋街や「おかず横丁」など昔ながらの街並みが今も残る蔵前エリア。その一方、古い建物や倉庫をリノベーションしてアトリエや雑貨店などが誕生し、街に新風を吹き込んでいる。鳥越神社の向かいに2023年5月にオープンした〈ARC〉もその一軒。コーヒーを淹れながら見える神社の風景が、コーヒーマンの田中想真さんのお気に入りだそう。 「参拝をしたあとにウチに寄ってくれるお客さんも多いですよ。実は店名も鳥居にちなんでつけたんです」。アーチ状にデザインした壁、半円型のソファなど、内装にも曲線を取り入れ、やわらかな印象をもたらしている。明るさをおさえ、あたたかみのあるオレンジがかった色の照明にも心が落ち着く。この空間を作り上げたのは、オーナーでありクリエイティブディレクターの西岡春彦さん。パーツをひとつひとつ組み立てた自作のアンプも置かれている。
店内奥には、存在感がある大きなスピーカーが2台鎮座する。1950年代にアメリカの映画館で実際に使用されていたもので、流れるのはジャズ。日が暮れて街が静かになり始めると、レコードからの音色が店内を包み込むように響く。その時間を待ってコーヒーを飲みに訪れる常連客の姿も。 カフェの営業は夜11時まで。仕事帰りに立ち寄って気分をリセットしてから帰路につくにも、食後にまったり過ごすにもいいスペースだ。コーヒーにするか、ナチュラルワインにするかはお好みでどうぞ。
蔵前のカフェ〈ARC〉3つのこだわり
コーヒー×ジャズで極上のカフェ時間を提案するカフェ〈ARC〉。こだわりポイントを教えてもらいました。
1. コーヒー豆 東京・八重洲〈トリバコーヒー〉のオリジナルブレンド。一般的にはアラビカ種が主流だが、ここでは程よい苦みのロブスタ種を使う。アイスコーヒーがおすすめ。