11戦で昇格はアルボン超え最少…VCARB代表がレッドブル行きのローソンにエール「ここでの仕事が素晴らしいものだったから実現した」|F1
レッドブルF1チームは現地時間19日、離脱の決まったセルジオ・ペレスの後任として、リアム・ローソンを採用すると正式発表した。 【動画】同じ高校出身”Take”久保建英に、もしなれたとしたら…角田裕毅の答えとは!? ローソンにとっては2023年に5戦、2024年に6戦とキャリア11戦を消化したところで、トップチームへの道を手にする運びに。フルシーズン参戦はまだないが、2025年のレッドブルではマックス・フェルスタッペンの僚友という立ち位置で挑むことになった。 この発表を受けてメキエス代表はチーム公式メディアを通して、送り出すローソンに労いの言葉を贈っている。 「リアム、本当におめでとう。VCARBにいるチーム全員が、オラクル・レッドブル・レーシングへの昇格をとても誇りに思っているよ」
なお、下部チームからレッドブル昇格の最少レース数は2019年アレクサンダー・アルボンの12戦だったが、ローソンは11戦でそれを塗り替える形に。 ダニール・クビアト(19戦)、フェルスタッペン(23戦)、セバスチャン・ベッテル&ピエール・ガスリー(26戦)、ダニエル・リカルド(50戦)と比べても異例の抜てきだったことがわかる。 フランツ・トスト氏の後任として、2024年から代表職に就いたメキエス氏にとって、ローソンをレースに送り出したのは6戦のみながら、教え子のレッドブル昇格は喜ばしいことだと記している。 「もちろん我々としては君のことをここに少しでも長く留めたかったけれど、VCARBの使命の一つとして、レッドブルファミリーの才能を育成することだった」 「リアムのステップアップは嬉しいことだし、ここで見せた仕事が素晴らしいものだったからこそ実現したことだ」 「我々は彼の幸運を祈っている。2025年は大きな仕事をやってのけると期待しているよ。レッドブルでも活躍する姿を見るのが待ちきれない」