世知辛い婚活、卒倒するほどの過労……三人称・鉄塔がどハマりした“牧場系ゲーム”の魅力
また、深夜2時までに家に帰らないと眠気で倒れてしまうという点にも注意しなければなりません。町を隅々まで探索したり洞窟の奥まで冒険していると、時間はすぐに経過してしまいます。日付が変わっていることに気が付き、慌てて帰路を急ぐもむなしく、あと一歩、ドアノブに手が掛かった玄関の手前で倒れてしまうこともしばしば。 気絶して目が覚めると、自宅のベッドで寝かされています。 街の住人が運んでくれるのですが、タダではなく所持金の10%が取られています。 自宅の一歩手前なのだから大目に見てくれても……と思う気持ちと、財布の中身を確認されて勝手に支払われたという事実が合わさり、それなりにショックを受けてしまうので気を付けましょう。
スターデューバレーにある「ペリカンタウン」という町はさほど広くないですが、農作物の種を売っている商店や深夜まで営業している酒場、診療所や博物館など、施設はひと通り揃っていますし、たくさんの住人が暮らしています。 祖父の親友であった町長や、家の拡張を手伝ってくれる大工の女性など、主人公に親身になってくれる人もいれば、よそからやってきた新たな住人を歓迎しない雰囲気の町民もいて、反応はさまざまです。
ゲームの中でも簡単ではない“婚活”
こういった牧場系で定番の要素である「結婚システム」はこのゲームにも導入されてます。住民の中には独身の異性が数人存在していて、彼らと会話をしたり、プレゼントを贈ったりと好感度を上げていけば、いずれは結婚できるようになるのです。
もちろん、簡単な道のりではありません。住民たちはそれぞれ個人的な問題を抱えているので、それに寄り添ってあげる必要が出てきます。 僕は読書が好きで面倒見の良いペニーという女性に好意を抱いたのですが、どうやら彼女はダイヤモンドが好きだったようで、ひたすらにダイヤをかき集めては渡すという不健全な関係になってしまいました。 また、好きなものだけではなく苦手なもの、嫌いなものも存在していて、ペニーさんはビールやワインが苦手です。ちょっといいムードにでもならないかと下心丸出しでプレゼントをあげたら、ビックリするほど拒絶されます。