「世界中のオタクの夢」 豪出身YouTuberが“サムライ”修行に挑戦 刀や侍への理解深まる体験に海外からも反響
いよいよ試し斬りに挑戦!
こうしてついに、外で試し斬りの練習が始まります。まずは藁斬り抜刀斎さんの実演を見つめるアニメマンさん。とても美しい動作で、軽々と簡単そうに2度斬り抜いて見せました。「意外と音もしないんですね」と言うアニメマンさんへ、試し斬りは下手な人が切ると「ザシュ」というような大きな音がするとの回答が。藁の切り口も見事に真っ直ぐでなめらかです。 アニメマンさんもさっそく挑戦してみると、なんと一振り目でちゃんと切り抜くことができました。初めてなのにすごい! それから、佐々木小次郎の技として有名な「燕返し」にも挑戦。袈裟斬りと逆袈裟斬りを続けるこの技、なかなかうまくいかずに20テイクほど撮ったとのこと。そして何度もあきらめず繰り返し、やっと成功! 思わず「武蔵、打ち取ったりー」と叫ぶアニメマンさん。フォームを変えるときに重心が前後に揺れることが問題っただそうで、見た目よりもずっと難しいと述べました。
5つの藁を並べて……最後の大技に驚き
最後の大技は、5つ並べた藁を一気に切り抜くというもの。ゆっくりと藁に近づいた藁斬り抜刀斎さんは、迫力のある掛け声とともに見事、5つの藁を切り抜いてしまいました。それを見たアニメマンさんは「すげえ」ともうあまりのすごさに笑ってしまいながら拍手。「できるかなあ」と少し不安そうな様子も見せました。 アニメマンさんは3つの藁で挑戦することになりましたが、やはりこれは難易度が高すぎたのか、1本も斬り抜けないという結果に。何度も繰り返し、藁を1つ減らして2つに挑戦することにしましたが、それでもなかなかうまくいきません。ここでの問題は、斜め下に振り下ろさなければならないところを、恐怖心から横に振ってしまうことだとのこと。藁斬り抜刀斎さんの指導と励ましを受けながら、ついに2つの藁を一気に切り抜くことに成功しました。やった! 成功を喜ぶアニメマンさんは、「来る前はサムライはかっこいいものと思っていたんですけど、それが100倍に増しましたね」とコメント。藁斬り抜刀斎さんもアニメマンさんについて「筋は良かった。最初から切れたし」と褒め、「今日は体験というよりも修行でしたね」となんだかアニメマンさんに対して弟子のような気持ちを持ってしまったようです。動画の途中からまるで師弟のような絆も感じられましたね。