来年のワールドカップではプールステージ突破が目標。ラグビー女子日本代表が2024年を総括
「ワールドカップでは、3つの連続する試合でパフォーマンスを出していかなくてはいけない。それが現実であるという、はっきりとしたピクチャーが得られた。何にフォーカスすべきなのか、どういった準備をすべきなのか、どういった期待値を持っているべきなのか、またどういった形で大会に到着するべきなのか、またどういった形で終えたいのか、そういったはっきりとした画を見せてくれた」と話した。
サクラフィフティーンは来年の8月22日から9月27日にかけて、イングランドで開催されるワールドカップに出場する。今大会から出場国が12から16チームに増えた。まず、4チームが4つのプールで戦い、準々決勝進出を目指すが、日本代表はプールCでニュージーランド代表(世界ランク3位)、アイルランド代表(6位)、スペイン代表(13位)と同組となった。
◆ワールドカップ 予選プールC 試合日程 ・8月24日 日本代表 vs. アイルランド @ノーサンプトン ・8月31日 日本代表 vs. ニュージーランド @エクスター ・9月07日 日本代表 vs. スペイン @ヨーク
マッケンジーHCは、「9カ月後の大会で、私たちは参加するためだけに行くわけでは決してない。そこでしっかりと戦う、競争力のあるチームとして行くことを考えている。選手たちは帰国して、クラブに戻っているが、その中でもクラブプレイヤーに戻らないことが重要」。
「クラブの環境の中でも、サクラフィフティーンのインターナショナルな選手として、しっかりと練習し、ラグビーすることが必要。つまり、トレーニングの質で、フィジカル、言葉といった部分でしっかりとスタンダードを示していってほしい。これから先の3カ月間、それが勝負になってくる」と言葉に力を込めた。
ニュージーランド、アイルランド、スペインと同じプールに入ったことに関して、マッケンジーHCは、「ワクワクしている。見る方にとっても、とても楽しんでもらえるプール戦になるのではないか」。