【芸能あの日の一枚】15歳、AKB48初お披露目の柏木由紀
不定期連載の【芸能あの日の一枚】今回は脊髄空洞症治療のため芸能活動を一時休止し療養中のAKB48・柏木由紀さんです。柏木さんは25日に7時間以上におよぶ手術が成功したことを28日所属事務所が公式サイトで報告、すでにリハビリも開始し少しずつ歩行もできるようになってきているとのことです。
チームB候補生の一人としてお披露目
写真は2006年12月9日、東京・秋葉原のAKB48劇場からほど近い秋葉原UDXで行われたAKB48誕生1周年記念ライブ『AKB48 1st ANNIVERSARY LIVE~勢ぞろいだぜ!「A」「K」「B」!~』のときのもの。当時まだ中学生だった柏木さんですが、この日お披露目された(初代)チームB候補生18名のうちの1人として紹介されたのです。そして笑顔ながらも緊張を隠せない面持ちで初挨拶をしました。 当時AKB48にはまだチームAとチームKしかなく、チームの呼び方も「Aチーム」「Kチーム」などまちまちだったのをこの日運営側からマスコミに「チーム名の表記はチームA、チームKと、『チーム』を先につける形で統一してください」と通達がありました。1周年にしてやっとAKB48の基盤が出来上がりつつある印象でした。 そんな中でお披露目となったチームB候補生たち。柏木さんはこの翌年3月に地元・鹿児島の中学校を卒業(ご本人がラジオ番組で明かしていましたが、時期はかぶっていないものの加藤ローサさんと同じ中学だったそうです)すると、4月にはチームBの一員として公演デビューを飾ります。以後、清純なルックスの柏木さんはアイドルの王道をいくイメージで”ゆきりん”の愛称で親しまれ、着々と根強いファンを増やしていったのです。 柏木さんは7月15日で30歳となり、その日に最新写真集「Experience」(集英社)が発売となります。アイドル歴14年。まずは療養中にしっかりとコンディションを整えることが先決ですが、快復後はさらなる活躍に期待したいところです。 (写真と文:志和浩司)