スズキ・鈴木修さん、悪性リンパ腫のため死去 94歳 社長・会長歴任「軽自動車のゆるぎない地位を確立」し日本自動車殿堂入り
スズキの相談役・鈴木修さんが25日午後3時53分、悪性リンパ腫のために死去した。94歳。同社が27日、公式サイトで発表した。 【写真】スズキの名車…初代~最新型までかっこいい「ジムニー」 同社は文書で「訃報 鈴木 修 相談役 逝去について」と題し、「弊社相談役 鈴木 修(すずき おさむ)が、12月25日に逝去いたしましたので、ご連絡申し上げます」と伝えた。 なお、通夜・葬儀については「故人の遺志により、葬儀は納骨まで近親者にて内々に執り行いました。ご弔問の儀ならびにご香料、ご供花、弔電などの儀は固くご辞退申し上げます」とし、「後日『お別れの会』を開催させていただく予定です(日時・場所とも未定)」と呼びかけた。 鈴木さんは、1930年1月30日生まれ、岐阜県出身。58年に鈴木自動車工業に入社し、以降、常務取締役、専務取締役、取締役社長、取締役会長を歴任。2021年から現職。また、「軽自動車のゆるぎない地位を確立」したとして、02年に日本自動車殿堂入りした。