終電乗ったのに…最果て絶望駅 極寒の高尾「情けない敗者」 スタッフにおねだりも
■あと2駅で…深夜1時「ここドコ!?」
東京駅からおよそ1時間。70キロ以上離れた神奈川県国府津駅。最終電車が遅れて到着。声をかける乗客もいますが、まだ眠ったままの男性。電車の中で転んでしまいました。 構内アナウンス 「本日の当駅からの電車の運転はすべて終了いたしました」 終電が終わり、駅のシャッターが閉まります。駅前に座り込んだ男性。 寝過ごした男性 「(Q.どこから来られた?)えっとね…僕はどこだっけ?北上尾。忘年会をやって、がっつり酔っ払っちゃって。もう、いい調子で日本酒4、5合かな」 埼玉県の北上尾駅から神奈川県の国府津駅までは、およそ2時間。平塚で降りるはずでしたが…。 寝過ごした男性 「(Q.気づいたら国府津に?)『次は平塚』っていう言葉の後に寝ちゃったみたいですね」 「(Q.もう何度か?)3回くらいあるかな」 こちらの男性は…。 寝過ごした男性 「(Q.きょうはどこに行ってたんですか?)横浜で、高校の知り合いと同窓会してました」 6年振りに開催されたという同窓会に参加した男性。その後、辻堂で2次会。 寝過ごした男性 「辻堂で先輩とお別れして電車乗ったまでは覚えてます」 辻堂から自宅のある平塚までわずか2駅。しかし…。 寝過ごした男性 「座って・寝て・起きたらココみたいな。ドコ?みたいな」 寝過ごしてもどこか楽しげな男性。そのワケは? 寝過ごした男性 「まあ楽しく飲んだ日の寝過ごしなんで、楽しい中のハプニングなんで」 家族に迎えにくるよう電話をしてから、およそ1時間。ようやく、迎えの車が到着。 寝過ごした男性 「(Q.気を付けてお帰りください)ありがとうございまーす。失礼しまーす」
■起きない男性、友人はペットボトルの水を…
終電が過ぎ去った渋谷では、大騒ぎしながら路上飲みする人たちがいました。 泥酔して動けなくなった人が救急車で搬送される場面もありました。時刻は午前2時半、タクシー待ちの人たちは100人を超える行列に。到着するタクシーの数では間に合いません。 夜がふけると増えてくるのが路上寝。交番の脇で眠り込んでしまった男性。その横はシャッターが閉まった駅の入り口。何とかここまでたどり着きましたが、力尽きたようです。 カメラマン 「あれは人ですね」 まるで土下座をしているような状態で寝ていましたが、ふらつきながらも、駅の方向へと向かっていきました。 番組スタッフ 「寒いからでしょうか、体操座りのような形で丸くなって寝てしまっているようですね。倒れてしまいました。お兄さん、お兄さん、大丈夫?」 スタッフが声をかけていると…。 友人 「ああ、連れです、連れです」 スタッフ 「ああ、ごめんなさい申し訳ないです」 友人 「いえ全然、ありがとうございます」 駆け付けた友人が取り出したのはペットボトル。頭から水をかけるという少々手荒い起こし方ですが、なんとか起き上がったようです。