終電乗ったのに…最果て絶望駅 極寒の高尾「情けない敗者」 スタッフにおねだりも
■スタッフにおねだり「送って下さいよ」
大きく溜息をつく男性。 寝過ごした男性 「え~1万円以上かかりますよこっから」 忘年会の帰り、せんげん台駅で降りるはずが、9駅先の南栗橋駅まで来てしまったと言います。 寝過ごした男性 「あの人送ってくれますかね?」 取材中のスタッフに送ってほしいとお願いする男性。 寝過ごした男性 「送って下さいよ~。送って下さい!え~どうしましょう、送って下さいよ~。タクシー…え?車で来てないですか?」 スタッフ 「車で来てないですよ」 寝過ごした男性 「車でこいよぉ~冗談じゃないよ~。冗談って、自分が悪いんですけどね…」 結局、男性はタクシーを待つことに。およそ30分後、無事家路につくことができました。
■目覚めたら高尾 「マジでどこやねん」
21日、厳しい冷え込みとなった東京・八王子にある高尾駅。新宿から西へ21駅、およそ1時間かかります。 上りの最終電車が出発。しばらくすると駅周辺には行き場をなくし、さまよう人の姿が見られました。 寝過ごした人 「都内で飲んで、寝過ごしてって感じですかね。さすがに高尾からだとタクシーってわけにも行かないので、結構金額行っちゃうから」 都心に住んでいるという男性。高尾駅からタクシーを利用すると2万~3万円ほどかかります。帰宅するためだとしても痛すぎる出費です。 寝過ごした人 「始発まで待つしかないですね」 一方、タクシー乗り場には長い行列ができています。 寝過ごした人 「タクシー呼んで乗りたいんですけど並んでるんで」 「ここしかないんですか?ここ。あんなに…」 タクシー待ちの行列にあぜん。八王子駅で降りるはずが寝過ごしてしまったといいます。 寝過ごした人 「目覚めたら高尾でした」 「もう、マジでどこやねんって感じ」 「見たことない駅でした」 「どこやねんほんま」 「歩いて帰りますね。頑張って」 「(Q.どのくらいかかる?)1時間くらいかかるんちゃう?頑張ります」 そういうとタクシーに並ぶのをあきらめ、歩いて帰っていきました。 寝過ごした人 「情けない。敗者だ…」