名古屋市・河村市長が定例会見5月16日(全文2)高校入試廃止ぐらいなことが強く言える人を選びたい
ウクライナ避難民のうち、希望者への接種はいつから
NHK:市長、NHK、【ササ 00:36:38】です。前回の記者会見でも伺ったんですが、ウクライナの避難民の方にワクチンの接種をする、希望者がいればしましょうというような話だったと思うんですが、その後、今どんなお話になっていて、いつごろ、例えば早ければどこで接種を受けられたりする予定なんでしょうか。 河村:ありましたね。どうなったの。 鈴木:ワクチン担当参事の鈴木でございます。ウクライナの方の「つどいの場」でワクチンの接種の希望を確認させていただいたと。今、現状では3名の方に市の接種券を発行させていただいたと。ただ、具体的にいつ接種を希望されているか、こういった希望がまだはっきりしておりませんので、今のところは3名の方に接種券を発行したという状況でございます。 河村:接種券を発送したと。 鈴木:その場で発行してお渡しをさせていただいたということでございます。 河村:ああ、その場でね。ええですか。はい。
教育長人事、6月議会で提案予定か
CBCテレビ:CBCの【ナカムラ 00:37:44】です。先ほども代表のほうで質問あったかと思うんですけれども、教育長の人事についてです。6月議会で提案される予定というのは現時点であるんでしょうか。 河村:丁寧に慎重にやっておりまして、それは早くもし決まれば提案しますけど、そうでない場合は、過去でも日本中では、3カ月かなんかだったかな、決まらずに代行を置くということでやった例もありますので。ええ人、僕からすりゃ本当に高校入試廃止と、ぐらいなことが強く言える人を選びたい。そちらが重要ですから、そちらが。と思っております。
実務に影響なし、という考えに変わりないか
毎日新聞:毎日新聞の【タナカ 00:38:53】と申します。教育長の人事のことで、先日、市長、会見の質問の中で実務には影響はないというお話をされてたと思うんですが、今もそのお考えはお変わりないっていうことでよろしいでしょうか。 河村:だから全然、影響、全然言うと感じ悪いですけど、ありません。この間、ちょっと3名ほどの教育委員の方と懇談はしましたし。それは、そういう影響はありません。高校入試廃止にするって言っていかないかんけど、今の教育のやり方で考えますと、かえってそういう画一的なプレッシャーをかけるより、自由に、オランダだとイエナというんですけど、アメリカはPBLというんですけど、みんなでテーマをつくって、何学年か一緒になってテーマを考えていくと。そちらのほうが、成績が上がりますから。それと実際、東区の矢田小学校でもう、あそこはPBLのほうですね。アメリカ型のやり方で進めておりまして、アンケートを取ったら、生きがいというか、勉強しがいというか、子供さんの、モメンタムというか、動機が2割向上したというもう数字が出ておりましてですね。 そこのところ間違えんようにね。高校入試廃止して、できん子ばっかりようけつくるのかと。真逆だと、それは、いうことです。それと1人の子も死なせないという意味もありますけど、もう1つは、日本の産業界もGAFAに、今、全然、跡形もないじゃないですか。わしが知っとる、国会議員になった当時はNECとか、それから、なんだった、富士通だとか日立だとか、世界トップだったんじゃないですか、あれ、本当に。情報産業、情報通信産業。今、全然いかんでしょう。だからそういうスペシャリティーを強く持っとる子供さんたちを育てていくということが、もう極めて重要なんですよ、これは。だで、ただ、エネルギーが要るわけ、当然のことながら、これは。だで、そういうことをやっていける、やっぱり教育長にしたかったんだけど、否決してまうでかん、本当に。わやだでかんわ。だで、選んでおります。