「時は金なり」の読み方、意味、由来とは?|時間を味方にするシニアの生き方【座右の銘にしたい言葉】
「時は金なり」を座右の銘としてスピーチするなら
「時は金なり」ということわざを通じて、シニア世代が時間を大切にする意識を持ち、自分にとっての価値を見出す生き方を提案することで、共感を得るスピーチに仕上げることができます。以下に「時は金なり」を取り入れたスピーチの例をあげます。 ◆一日を振り返る習慣についてのスピーチ例 「時は金なり」という言葉を胸に、私は一日一日を大切にするよう心がけています。若い頃は、一日の終わりに振り返ることも少なかったかもしれません。しかし、最近では夜に5分だけ時間をとって、その日やり遂げたことや楽しかった瞬間を書き留めるようにしています。この5分の振り返りが、明日をより良い日にするための小さなヒントをくれるのです。 例えば、「今日は孫と電話で話せた」「久しぶりに料理に挑戦した」など、何気ない出来事に幸福を感じられるようになりました。「時は金なり」という座右の銘を通じて、毎日が過ぎ去るのをただ見送るのではなく、振り返り、その瞬間を楽しむことの大切さを感じています。皆さんもぜひ、時間の価値に気づき、一日一日を意識して過ごしてみてください。
最後に
「時は金なり」という言葉を座右の銘にし、日々の時間を大切にする生き方は、シニア世代にとって健康で充実した生活をもたらす強力な指針となります。時間を味方につけ、意識的に過ごすことで、後悔の少ない、心豊かな人生を築きましょう。時間はすべての人に平等ですが、その価値をどう活かすかは自分次第です。 ●執筆/武田さゆり 国家資格キャリアコンサルタント。中学高校国語科教諭、学校図書館司書教諭。現役教員の傍ら、子どもたちが自分らしく生きるためのキャリア教育推進活動を行う。趣味はテニスと読書。 ●構成/京都メディアライン
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