【巨人】井上温大が自己最多タイ1試合9奪三振の“奪三振ショー”で試合作る 勝ち負けつかずも5回無失点の力投で中継ぎ陣にバトン渡す
◇プロ野球セ・リーグ 巨人-中日(27日、東京ドーム) 巨人・井上温大投手が5回94球無失点の力投で試合を作り、中継ぎ陣にバトンを渡しました。 【画像】8勝目を手にし笑顔でガッツポーズをする巨人・井上温大投手 今季ここまで8勝を挙げ、シーズン途中から先発ローテーションの一角を担う井上投手。優勝マジックを「3」とし、勝利となれば、4年ぶりのリーグ優勝が大きく近づく大事な一戦で先発マウンドを託されました。 初回、味方のエラーと四球で2アウト満塁と試合開始早々、一打先制のピンチを招きます。しかしここは、キレのあるスライダーで空振り三振に仕留め、無失点で切り抜けました。 2回以降は奪三振ショーを披露。2回に中日の下位打線を三者連続三振に抑えると、3回には3番・福永裕基選手から低めのスライダーで空振り三振を奪い、3回終了時点ですでに5個の三振をマーク。 4回には再び一打先制のピンチを招きますが、ここも最後はスライダーで空振り三振に仕留め、無失点投球が続きます。 さらに5回、梅津晃大投手からストレートで三振を奪うと、岡林勇希選手、村松開人選手からも連続三振を奪い、5回は三者連続三振となりました。 その後、井上投手は5回の打席で代打を送られ、降板。5回ウラに味方が点を入れることができず勝敗はつきませんでしたが、5回94球3安打9三振2四球無失点の投球内容で試合を作りました。また、1試合9奪三振は自己最多タイに並ぶ数字となっています。