アジア人として初めてGリーグ選抜に入り、FIBA公式大会に出場した富永啓生「決勝で3ポイントを決めた時の歓声は忘れられません」
インディアナに移動し開幕ロスターを目指す
シンガポールで開催された『FIBAインターコンチネンタルカップ』で準優勝した富永啓生が、マネジメント会社を通じて大会の感想をコメントした。 各大陸のトップクラブが頂点を競う同大会に、富永はGリーグから選抜された『NBA Gリーグユナイテッド』の一員として全3試合に出場。出場時間は平均8.1分と限られ、3試合の総得点も6得点にとどまったが、決勝のウニカハ(CBマラガ)戦では持ち味の3ポイントシュートを沈めて観客を沸かせた。 富永は、現地やネットを通じて応援してくれた人々への感謝を述べた後に、「会場に日本や現地から多くの方々に駆けつけていただいて応援してもらったことはとても嬉しかったです。特に決勝で3ポイントを決めた時のあの大きな歓声は忘れられません」とコメント。「優勝を目指していたので準優勝は悔しいですが、今回初めて編成されたGリーグユナイテッドの第1期生に選抜いただいてプレーできたことは大変光栄なことであり、このような機会を与えてくださったNBAおよびGリーグ関係者の皆さんに感謝いたします」と続けた。 ペイサーズとエグジビット10契約を結んだ富永は、今月中旬からインディアナで行われる開幕前のトレーニングキャンプに参加し、10月22日の開幕ロスター入りを目指す。富永は「いよいよ僕の夢であるNBA選手になるためのチャレンジがスタートします。引き続きの応援をよろしくお願いします!」と決意を語った。
バスケット・カウント編集部