【MLB】 大谷の33号3ランも及ばずドジャース3連敗 絶好調の最下位アスレチックスに敗れる
【ドジャース5-6アスレチックス】@オークランド・コロシアム
日本時間8月3日、ドジャースはアスレチックスに5対6で敗れて3連敗を喫した。ドジャースは2点を先制したものの、4回に連続本塁打、5回に集中打を浴びて計6点を失った。アスレチックスは先発のジョーイ・エステスが6回2失点の好投で5勝目(4敗)。ドジャースの先発ギャビン・ストーンは5失点で5敗目(9勝)を喫した。大谷翔平は1点差に追い上げる33号3ランを放った。 【動画】大谷翔平の弾丸33号3ラン!(MLB.comより) ドジャースは初回、二死1塁から4番テオスカー・ヘルナンデスが23号2ランを放って幸先良く先制。しかし、アスレチックスの先発エステスはそこから立ち直り、本塁打から15打者連続で凡退に。その好投に打線も応え、4回に5番シェイ・ランゲリアーズの21号ソロ、7番セス・ブラウンの10号ソロで同点に追いついた。さらに、5回には2番ミゲル・アンドゥハーのタイムリー三塁打、3番JJ・ブレデイのタイムリー二塁打、4番ブレント・ルーカーの27号2ランで一挙に逆転。 守護神メイソン・ミラーが故障、セットアップのルーカス・アーセグがトレードと、ブルペンの重要戦力を欠いたアスレチックスだったが、追い上げを受けながら6対5で逃げ切り。7月の月間成績はメジャー最高の15勝9敗と絶好調の再建チームが、ナ・リーグ西地区首位ドジャースをも下す勢いを見せた。ドジャースは2位ダイヤモンドバックスとの差が4ゲーム差に縮まっている。 ドジャースの大谷翔平は「1番・DH」でスタメン出場。6回二死満塁のチャンスではファーストゴロに倒れたが、9回二死1・2塁のチャンスでは弾丸のような33号3ランを放ち、試合を1点差にした。19打数無安打のスランプに陥っていた大谷が本塁打で苦境を脱した。大谷の本塁打は打球初速約187キロ(116.3マイル)の超高速の当たり。今季放った打球では5番目に速い打球だった。シーズン成績は打率.308、OPS1.028となっている。