トヨタの新型EV「アバクル」。日本にもクル?
ランクルならぬアバクル? 現地時間2025年12月12日、トヨタ自動車の欧州部門から新型EV(電気自動車)の「アーバンクルーザー」がお披露目されました。 【全画像をみる】トヨタの新型EV「アバクル」。日本にもクル?
展開は欧州のみ
新型プリウスなどと同様、最近のトヨタ車の特長とも言える“サメ顔”なフロントの「アーバンクルーザー」。全長4,285mm・全幅1,800mm・全高1,640mm・ホイールベース2,700mmと、トヨタのフルハイブリットSUV「ヤリスクロス」よりひと回り大きいサイズ感です。 オフィシャルの航続距離はまだ公表されてませんが、最長400kmを目標とし、最高150kWの速度充電が可能とのことです。 インパネ周りには、ドライバー用の10.25インチのデジタルコンビメーターと、10.1インチマルチのメディアディスプレイが搭載され、最上級モデルにはJBLサウンドシステムとサンルーフが装備されます。照明は、12色が提供されるそうです。 後部座席は、40:20:40の分割でスライド・リクライニングも可能。広々と車内の空間を使うことができそうです。 ちなみにこの「アーバンクルーザー」は、現在、トヨタから出ている唯一のEV「bZ4X」に続く同社2台目のEVであり、スズキとの共同開発で生まれたモデルです。 プラットフォームには、スズキが新たに開発した「HEARTECT-e」を採用。バッテリー容量は、49kWhと61kWhの2種類が用意されています。 bZ4Xよりややコンパクトなサイズ感で、絶対に日本でも乗りやすいはず…ですが、展開はヨーロッパのみ。残念ながら、日本導入は未定です。 Source: Toyota Europe Newsroom
高橋真紀