山形県民栄誉賞 山形市出身の女子レスリング金メダルの鏡選手
パリ五輪の女子レスリング76キロ級で金メダルを獲得した、山形市出身の鏡優翔(ゆうか)選手(23)に24日、「山形県県民栄誉賞」が贈られた。同県出身者の夏季五輪金メダリストは、メルボルン大会(昭和31年)のレスリング・笹原正三以来68年ぶり、2人目。 鏡選手は24日午前、山形市にある旧県庁舎・文翔館を両親と訪れ、吉村美栄子知事から「県民栄誉賞」の賞状と記念のメダルを贈られた。県民栄誉賞はこれまで、第47代横綱柏戸、作家の藤沢周平、井上ひさし、なでしこジャパンで監督を務めた佐々木則夫さんら8人が受賞しており、鏡選手で9人目。 鏡選手は「県民の皆さんに勇気と元気を頂き、その応援があってこそ金メダルを獲得することができた。私が頑張ることで、今度は県を盛り上げていきたい」と喜びを表した。