やっぱり青学大が本命?!駒大優勝の全日本大学駅伝から見えた箱根駅伝の行方とは?
昨季は不調に苦しんだ西山は10月の1万mで今季日本人学生最高の28分03秒94をマークするなど復調傾向。前回5区区間賞(区間新)の宮下はさらに力をつけて、「山の神」に近づいた印象だ。吉川洋次(4年)、鈴木宗孝(3年)、蝦夷森章太(3年)という箱根経験者が戻ってくれば、東洋大らしい積極果敢な戦いができるだろう。 箱根駅伝まで残り2か月。今季は大会が相次いで延期・中止となり、ハーフマラソンに出場することができない。シード校の1年生は箱根駅伝が初めての20km以上のレースになることが多く、各校の強化・調整も例年と異なる部分が出てくる。 そのなかで2021年の正月決戦を制すのはどの大学か。箱根駅伝は全日本大学駅伝以上にエキサイティングな継走になりそうな予感が漂っている。 (文責・酒井政人/スポーツライター)