【酒類業界2022】「食酒・非酒・正酒」を軸に逆風を打破へ 量から質へ転換急務
2月の「スーパーマーケット・トレードショー2022」に出展した日本酒類販売のブース。「あえて飲まない」人に向けた提案として、ノンアルコール商品を多数提案
酒類業界が新型コロナウイルスの感染拡大を機に変容しようとしている。低価格品を主軸に「量」を追い求めていたコロナ禍前とは異なり、コロナ下でも選ばれる「質」を重視する商品や取組みが目立つ。ただ、酒類の価値向上は道半ば。外飲み減少や大型値上げなど逆風が吹く難局の中、売上げを回復しながら酒類の魅力を高める施策が新たな課題だ。
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日本食糧新聞社