富裕層に学ぶ、今年こそお金が貯まる「3つのルール」とは?
自動車ディーラーや時計店から届く案内や、同じように保有する仲間からの情報を通じて自分が買うべきモノを決めています。限定品以外は価値下落の可能性があるため、手を出さないという徹底ぶりです。 モノの管理は、「コストパフォーマンス」と言え換えられるでしょう。以前、Bさんは「安い」「お得」なモノを好んでいましたが、そこは「やはり安かろう悪かろう」。中途半端なグレードは価値が下がるのも早く、売却する時に高く売れないことに気が付いたのだそうです。日用品は別として、「資産」と位置づけるモノについては、中長期で購入価格と売却価格を意識していることがわかります。 ● お金持ちが「ハシゴ酒」しないワケ 「時間の管理」を徹底する また、2人に共通するのは、「時間の管理」も徹底していることです。最近は若者も「タイムパフォーマンス」を気にする人が多くなっていると感じますが、それは「お金が貯まる人」もタイパを重視していることが多いです。 会食・宴会を思い浮かべてください。特に年末年始は日頃から付き合いのある取引先や同僚との回数も増えると思います。酔いの勢いから二次会に向かう人もいることでしょう。 しかし、筆者の周りを見る限り「お金持ち」でハシゴ酒をする人は少ないように感じます。親の代から広告業を営む社長Cさんは「ダラダラと長居して時間を費やしたところで、一次会で得られなかった新しい発見や話の進展があるかと言えば、ないですよ」と断言します。 会食や宴会の目的、時間を自分なりに設定し、そこで区切ることを徹底する。たとえ、飲酒していてもビジネス感覚を意識していることがうかがえます。それは日中の会議や打ち合わせでも同じ。「これ以上は意味がない」と判断したら打ち切ることにしていると言います。 1日の長さは全ての人に共通しています。どれだけ生産性の高い時間を過ごせるかが、重要だということ。「時間の管理」は、今から誰でも見直すことのできる習慣です。