【全日本】3冠王者デイビーボーイ・スミスJr.&宮原健斗組が最強タッグ白星発進「オー!」
全日本プロレスの3冠ヘビー級王座を保持するデイビーボーイ・スミスJr.(39)が、王者での初戦で存在感を見せつけた。 暮れの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」が9日、東京・後楽園ホールで開幕し、優勝候補のスミスJr.、宮原健斗(35)組はBブロック初戦で諏訪魔(47)と鈴木秀樹(44)の「エボリューション」と対戦した。 開幕戦のメインに据えられた一戦は、宮原が長時間捕まる苦しい展開を強いられた。13分過ぎにはスミスJr.が諏訪魔のスリーパー、宮原は鈴木の卍固めで捕獲され、絶体絶命のピンチを迎えた。 それでもスミスJr.がジャンピングニーを諏訪魔に発射。バックドロップをはね返し、逆に岩石落とし固めで追い込む。最後はブルドッグボムを炸裂させ、諏訪魔から堂々の3カウントを奪った。 4日の札幌大会で青柳優馬を破り3冠王座を初戴冠したばかり。王者での初試合を勝利で飾ったスミスJr.は、故ジャンボ鶴田さんのように右腕を突き上げながら「オー!」を連呼。最後は観客と一緒に「アイ・ラブ・ゼンニッポン!」と叫び、大会を締めくくった。
東スポWEB