冬型続く 日本海側は積雪急増に注意 北日本は厳しい寒さ続く 22日(日)ごろは荒れた天気のおそれも
上空に強い寒気が流れ込んでいる影響で、きょう(日)の午後は、日本海側は北陸や北日本を中心に雪の降り方が強まって、一気に積雪の増える所がありそうだ。ふぶく所もあるため、車の運転などに注意が必要だ。この先も冬の天気分布が続き、特に週の中ごろと週末には強い寒気が流れ込む見込み。日本海側ではさらに積雪の増える所があり、晴れる関東から西も真冬並みの寒さになる所がありそうだ。
北陸や北日本 山沿いを中心に雪強まる
きょう(日)の午後も、日本海側は広い範囲で雨や雪が続き、あす(月)にかけて、北日本や北陸の山沿いを中心に雪の降り方が強まる所がある見込み。積雪や路面の凍結、ふぶきによる見通しの悪化に注意が必要だ。落雷や竜巻などの突風、ひょうにも注意が必要となる。北陸の平野部では雨の続く所が多いため、土砂災害に注意したい。太平洋側は、北日本と西日本には雨雲や雪雲の流れ込む所もあるが、今夜にかけて晴れ間もある。今年最後の満月もきれいに見える所が多くなりそうだ。
日本海側 さらに積雪増える所も 週末は荒天のおそれ
この先も寒気の影響を受けやすく、日本海側は雪や雨の日が多くなる見通し。積雪がさらに増える所もあるため、なだれや屋根からの落雪にも気をつけたい。週の中ごろは強い寒気が流れ込むため、北陸の平地でも雪になる所が多く、西日本でも雪や雨の降る所がありそうだ。週末は低気圧が発達しながら日本付近を通過して、22日(日)ごろは、冬型の気圧配置が強まり、荒れた天気となるおそれがある。
真冬並みの寒さも
北日本や北陸は週の中ごろにかけて厳しい寒さとなり、札幌では真冬日が続く見込み。関東から西の太平洋側も木曜日ごろは最高気温が10℃に届くかどうかで、風が冷たく感じられそうだ。空気の乾燥も続くため、火の取り扱いや体調管理に気をつけたい。 (気象予報士・及川藍)