66年愛されたホンダ“最後のスーパーカブ50”と“ハローキティモデル”を11月下旬まで数量限定発売中!伝説が幕を閉じる!
ホンダが「“最後の”スーパーカブ50」を発売中だ。 ロングセラーモデルのスーパーカブシリーズで、1974年に誕生した株式会社サンリオの人気キャラクター「ハローキティ」の50周年を記念し、特別なデザインを施した「スーパーカブ50・HELLO KITTY」、「スーパーカブ110・HELLO KITTY」、「スーパーカブ50・Final Edition」を受注期間限定で12月12日(木)に発売した。 受注期間は、2024年11月8日(金)から2024年11月24日(日)まで。 販売計画台数(国内・年間)とメーカー希望小売価格(消費税10%込み)は、以下の通り。 『スーパーカブ50・HELLO KITTY』(マグナレッド):300台/330,000円 『スーパーカブ110・HELLO KITTY』(マグナレッド):1,000台/385,000円 『スーパーカブ50・Final Edition』(ボニーブルー):2,000台/297,000円 ■ハローキティモデル 『ハローキティ』モデルは、スーパーカブの車体随所にハローキティのロゴやキャラクターをあしらっている。 「レッグシールドの前部」と「リアフェンダーの側面」にハローキティのロゴを配し、「シート後部側面」と「左右のサイドカバー」にキャラクターをデザインした。 「フロントエンブレム」と「メーター内」にリボンのワンポイントを施し、「イグニションキー」には50周年記念のロゴをデザインしている。 『スーパーカブ50・Final Edition』は、往年のスーパーカブをイメージした、親しみやすさを感じさせる「ボニーブルー」のカラーリングが設定された。 ■原付バイクの代名詞、販売終了 スーパーカブ50は、1958年に初代モデル「スーパーカブC100」を発売して以来、低燃費や静粛性、信頼・耐久性に優れた4ストロークエンジンを搭載し、乗り降りしやすい低床バックボーンフレームやクラッチ操作を省いた自動遠心式クラッチの採用など、使い勝手の良さが評価され支持されてきた。原付バイクが普及するきっかけとなったモデルだ。 しかし、排気量50cc以下のエンジンを搭載する現行のスーパーカブ50は、このモデルをもって生産を終了する。2025年11月以降の新しい排ガス基準の強化に伴い、新たに投資をしても採算が取れないと判断したためだ。小型・軽量で長く愛されてきたスーパーカブは、F1の規制強化のようにバッテリーを積んで大型・重量化をすることは難しかった。 原付二種のスーパーカブ110は引き続き生産する。