87歳で亡くなるまで超現役!史上2人目アメリカ最高裁女性判事ルース・ベイダー・ギンズバーグ
history
1933 ユダヤ系移民の父母の下、ニューヨーク市ブルックリンで誕生 1950 コーネル大学に入学。後の夫となるマーティン・D・ギンズバーグと出会う 1954 大学卒業後、結婚。翌年娘が誕生 1956 ハーバード大学ロースクールに入学 1958 マーティンの就職に伴い一家でニューヨークに移住。コロンビア大学ロースクールに編入し、翌年首席で卒業。卒業後は地区裁判所判事の下でロー・クラークとしてキャリアを開始 1972 コロンビア大学ロースクールで女性として初の常勤教授に就任。アメリカ自由人権協会が設立した女性の権利プロジェクト初代ディレクターに就任 1980 ジミー・カーター大統領によりコロンビア特別区連邦控訴裁判所裁判官に指名される 1993 ビル・クリントン大統領により女性として史上2人目となる最高裁判事に指名される 1999 最初のがんを患う。治療により完治するも2009年に2度目のがんを発病 2018 転倒事故により骨折、さらに悪性腫瘍が発覚するも、入退院を繰り返しながら執務を続ける 2020 9月18日、転移性膵臓がんの合併症のため死去。享年87歳
PROFILE
三輪記子/みわふさこ 弁護士・タレント。2016年のアメリカ大統領選挙で、候補者だったトランプ氏について「うぬぼれ屋の詐欺師」などと公の場で批判したことで彼女を知りました。目には見えない「差別」と戦うRBGに「目には見えないことにいかに気付けるか?」を意識づけられたように思います。
『クウネル』2024年11月号掲載 文/吾妻枝里子
クウネル・サロン