小島よしおが「周りと意見が違い、自分を出すのが怖い」と悩む高1女子に伝えたい、自分の意見の伝え方とは
周りと意見が合わず、自分を出すのが怖くなってしまったというのは、高校1年生の女の子。「普通ってなんですか?」という疑問を持ちます。数多くの子ども向けライブを開催し、昨年9月に子どものお悩み相談本『小島よしおのボクといっしょに考えよう』(朝日新聞出版)も出版した小島よしおさんが、さまざまな悩みや疑問に答えるAERA with Kids+の本連載。小島さんが「周りとは違う意見を伝える方法」を考えてくれました。また、小島さんが考える「普通」とは? 【写真】バーテンダー時代の小島よしおさんはこちら 【相談72】 普通ってなんですか。昔から私は少し人と違う考えを持っていて、よく言うと個性が強く、自分の意見や思いを持っている子どもでした。多数決になるとみんなはAを選ぶのに私だけBとか、「私はこう考えてこう思うからこれはいいことだ!」と思ってもいいと言われなかったり、たまに怒られたりします。以前、親から「10人いたら10人ともそんな考え方しない」と言われ、やっぱり私って違うんだと思ってしまって、自分を出すのが怖くなりました。よく言われる普通ってなんですか?(はーちゃん・高校1年生・女子) 【よしおの答え】 はーちゃんピーヤ、「多数決になると私だけB」っていうの、よしおと似ているかも! よしおもみんなと違うものを選ぶことが多かった。まぁ、はーちゃんみたいに自分の意見をしっかり持っていて選んでいたっていうよりは、目立ちたいって気持ちが大きかったからなんだけど……。 だからはーちゃんみたいに、自分の考えがしっかりあるってすごいことだと思う! 芸人になったら重宝されるんじゃないかな? 芸人って、みんながあまり考えないような切り口で人を笑わせる人もいるから。はーちゃんはすごく素晴らしい才能を持っていると、よしおは思うよ! ■「普通」ってなんだろう? 「普通」がなにかということについて、いろいろ考えてみたんだけど……みんなが「あるある」「そうそう」っていうような、その場にいる過半数の人が思うこと、「当たり前」って言葉にも言い換えられるかな。