このバッグ、イニシャルがYじゃなくても持っていたっていいんです!
潜んでいるのは“Y”と大人の下心!?
定番もの。これってやっぱり流行に左右されず、ずっと使えるのがいいところ。ストレートのブルーデニム、白T、テイラードジャケットなんかが、いわゆる定番中の定番なのだと思う。で、バッグでいえば、ナイロンのバックパックやレザーのトートバッグとなるんだろう。でもね、定番だからと、個性がないデザインを選ぶと、それはそれでコンサバになりすぎてしまいツマラナイのは確か。まあ、“大人のサジ加減”というか、ほどよい遊びがある定番があったらいいのだが。デニムでいえば、ほどよいダメージ加工入りとか、そんな具合にね。 で、見てほしいのが、こちらのトートバッグ。パッと見は定番っぽいルックスの黒レザーのトート。でも、よく見ると大きな"Y"が潜んでいる。そう、これは〈サンローラン〉の新作。
トートのハンドルに繋がるかのようにさりげなく潜んだ“Y”が、なんとも奥ゆかしくていいじゃありませんか。これみよがしなブランドロゴ入りじゃない、これくらいの具合が“大人のサジ加減”。すなわち“大人の下心”なのかと。だって、これを持っていれば、イニシャル“Y”の女性と話が弾みそうじゃない!?と、いきなりバッグの紹介になっちゃったけど、どう? いいでしょ!? ※雑誌『Safari』10月号より