【新日本】海野翔太 師匠のAEW世界王者モクスリーに一騎打ち要求「その時が来たのかもしれねえな」
新日本プロレスの海野翔太(27)が、米国・AEW世界王者のジョン・モクスリー(38)にシングルマッチを要求した。 【写真】5月には当時IWGP世界王者だったモクスリーと米国で激突している海野 4日の大阪大会ではSANADAとのシングルマッチが控えている。最後の前哨戦となった2日の名古屋大会では6人タッグ戦で激突。シャイニングウィザードを回避しショットガンドロップキックを発射するなど躍動したが、チームは敗北を喫した。 さらに試合後はSANADAからプランチャを浴びると、場外でドラゴンスリーパーに捕獲されグロッギー状態に。まさかの屈辱に「ああ、クソッ! SANADA…熱くなってきたな。でも、この借りはあさっての大阪で絶対返させてもらうからな」と誓った。 IWGP世界ヘビー級王座(現王者はザック・セイバーJr.)に挑戦表明している海野にとって、SANADA戦は大きな意味を持つ。その一方で気になるのが、AEWマットでブライアン・ダニエルソンを裏切るなど極悪男に変貌してしまった師匠モクスリーの存在だ。 海野は「いま俺が一番大事なのは、目の前のSANADA戦だ。それ以外何も見えてないから、お前のこと一晩考えただけじゃ何も答えは出てこない」と複雑な胸中を告白する。 その上で「今まで築き上げてきた信頼。俺らにはそれがある。誰にも分からない、2人で過ごした時間がある。俺と1対1でリングに上がれ。お前の目を見たら、お前の気持ちも分かるだろう。いつでもどこでもいいから、俺の目の前で、フェース・トゥー・フェースしろよコノヤロー」と対戦要求を繰り出した。 今年5月のカリフォルニア大会では、モクスリーの保持していたIWGP世界王座に挑戦し敗れている。「やり方だけは絶対に肯定しない。お前の治し方も俺は知っている。まずは何でもいいからメッセージくれよ。米国でIWGP以降、メッセージも電話もやり取りも一切ないんだ…。その時が来たのかもしれねえな」。 師弟対決が再び実現するのか、目が離せなくなってきた。
岡本佑介