季節の進み遅れる 低気圧や前線の影響受けやすい 気象庁1か月予報
気象庁は24日(木)、向こう1か月(10/26~11/25)の天候の見通しを発表した。向こう1か月の気温は、暖かい空気に覆われやすいため全国的に高く、11月上旬にかけてはかなり高くなりそうだ。
低気圧や前線、湿った空気の影響を受けやすい時期があるため、向こう1か月の降水量は東日本の太平洋側、西日本と沖縄・奄美は多く、北日本の太平洋側と東日本の日本海側は平年並みか多い見込み。向こう1か月の日照時間は、東日本の太平洋側で少なく、北日本の太平洋側、東日本の日本海側、西日本と沖縄・奄美は平年並みか少なくなりそうだ。
高温に関する早期天候情報
東北から沖縄にかけては向こう2週間、暖かい空気に覆われやすいため、気温が平年よりかなり高い日が多い見込み。このため気象庁は「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。
早期天候情報とは
原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。