今日W杯アジア最終予選…森保Jは監督交替で「情報ゼロ」の中国から勝ち点3を奪えるのか?
7大会連続7度目のワールドカップ出場を目指す日本代表が今日27日、19時10分から、埼玉スタジアムで中国代表とのアジア最終予選第7戦を戦う。 26日には日本の森保一監督、中国のリー・シャオペン監督が公式記者会見に登壇。昨年12月に就任し、日本戦が初陣となるリー監督に対して、森保監督は「これまでの中国と戦い方が同じなのかどうかがわからない」と情報がほぼゼロだと明言。その上で「総合力で勝利をつかみ取りたい」と選手、スタッフが一丸となった戦いを誓った。 キャプテンの吉田麻也(33・サンプドリア)、冨安健洋(23・アーセナル)のセンターバックの二枚看板をともに負傷で欠く今回のシリーズ。森保監督からゲームキャプテンに指名されたMF遠藤航(28・シュツットガルト)を中心に、システムを含めて謎のベールに包まれている中国との、勝ち点の取りこぼしが絶対に許されない一戦に挑む。
「どのようにチーム作りを進めてきたかわからない」
中国戦がハーフタイムを迎えた時点で、キックオフが1時間早いグループBのライバル、オーストラリア代表の第7戦が終わる。メルボルンで対戦するのは未勝利が続く最下位のベトナム代表。オーストラリアが勝ち点3を獲得すると仮定する。 現時点で2位の日本と、3位のオーストラリアの勝ち点差はわずか1ポイント。つまり日本が勝ち点を取りこぼした瞬間に順位が入れ替わり、カタールワールドカップ出場権を自動的に獲得する、2位以内を争う構図に大きな変化が生じる。 2月1日に埼玉スタジアムで首位のサウジアラビア代表との、3月24日には敵地でオーストラリアとの直接対決が待つ。万全な状態で天王山に臨むためにも確実に勝っておきたい中国へ、オンラインで会見に臨んだ森保監督は情報がないと明言した。 「これまでの中国と戦い方が同じなのかどうかがわからない。ひとつわかっているのは、彼が武漢で監督を務めていたこと。中国代表の監督になってからは、どのようにチーム作りを進めてきたのかがまったくわからないが、相手の状況をいろいろと見極めながら、私たちが実行すべきことを選手たちに伝えていきたい」