メルセデス EQAからメルセデスAMG GT 63 4MATICまで真夏に乗る最新型メルセデス・ベンツ4台一気乗り
EQBよりも160㎏ほど軽い2020㎏ということもあり、乗り始めた感覚は当然のことながら軽い感じはするが、それでも2トンを超えているのだから乗り心地はどっしりとしたもので、決して軽々しいものではない。こちらにもオプション装備となる235/45/R20のピレリP Zeroが装備されていたが、こんな過ぎたタイヤではなく本来の18インチを試してみたかったが、それでも決して荒い乗り心地ではない。
最初に乗った「EQB 350」よりも102PS(!)も少ないこともあり、あれほどのモリモリした走行感はないが、こちらでも都内においてはパワーは十分以上で、個人的にはこちらで満足な感じがする。EQBとほぼ同じコースを20kmほど試乗した結果、走行前に93%だったバッテリー容量は87%となったが、酷暑の日であったためエアコンをマックスで使用していたし、撮影時も効かせたままだったことなどを考えると納得のいくものと言えよう。
今回のEQAは車両本体価格の771万円にAMGパッケージ、アドバンスドパッケージ、AMGレザーパッケージ、サンルーフなどが装備され合計金額が9,046,000円。
メルセデスAMG GT 63 4MATIC+ クーペ
3台目に試乗することとなったのは純内燃機関のエンジンを持つメルセデスAMG GT 63 4MATIC+ クーペ。4リッターV8ツインターボエンジンは430kW/585PS/800Nmを生み出し、9速AMGスピードシフトMCTを通して、名前のごとく4輪で駆動力を伝える。さらにAMGアクティブライドサスペンションやリアアクスルステアリングといった電子制御のシステムが組み合わされ、タイヤもフロントが295/30/ZR21、リアが305/30/ZR21となんともすべてが猛々しい。
これだけのハイパフォーマンスモデルだし多くのモードなどを都市部の一般路上だけで十分に試すことはできず、その性能の10分の1も発揮できない。とにかくその存在感も含めすべてが場違いなほどの性能ではあるが、エアコンはこちらもしっかり効くし、毎日の使用としても可能に思えるほどあっけなく運転することはできる。そういう意味では間違えなくメルセデス・ベンツのラインナップモデルのひとつであるといえよう。
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