この時期だけの味【東京の和栗モンブラン】スイーツなかののイチオシ5選 賞味期限60分以内の逸品も!
栗本来の美味しさに包まれる贅沢モンブラン
◆フキアージュ 調布にある「フキアージュ」。フィナンシェやカヌレなど焼き菓子が人気のパティスリーですが、毎年秋になると栗のお菓子がたくさん登場します。 「素材の良さがストレートに出る分、品質の良い栗を選別することもパティシエの大切な仕事の一つ」と畠山和也シェフが語るように、フキアージュのモンブランは栗本来の持ち味を堪能できるつくりです。 和栗は熊本産の美久里種を使用し、木から落ちたての栗をすぐに加工しているため、栗の香りが抜群。また、栗のほくほく感を活かすために、モンブランクリームの水分、糖分、油分が最小限に抑えられており、余計な手は加えられていません。 食べると栗の香り高さに驚き、濃密ながら気づくとなくなっているような口どけの良さに感動。中に入ったクリームとタルトとの一体感も良く、栗の美味しさにとことん寄り添うつくりがナイスィーツ! 見た目も美しく、手動の機械搾りにすることで、手絞りでは表現できない繊細な仕上がりに。表面が乾くのを防いだり、香りが逃げないようにするため、容器をカバー付きのものにするなど、提供の仕方にもこだわりが詰まったモンブランです。 Feuquiage(フキアージュ) 所在地 東京都調布市小島町1-2-5 アジャンタ調布2 1F Instagram @feuquiage
ショコラティエのつくる爽やかモンブラン
◆ラ・バーズ・ドゥ・シェ リュイ 代官山にある「ラ・バーズ・ドゥ・シェ リュイ」。老舗洋菓子店「シェ リュイ」の新業態のお店で、ビーントゥーバー製法を用いたチョコレートやジェラートなどが並びます。 店主の酒井將駄シェフは、洋菓子マウンテンの水野直己さんの元でチョコレートを学び、コンクールでも受賞歴をもつ注目のショコラティエ。 モンブランもショコラティエならではのつくりで、カカオの果肉でもある「カカオパルプ」を合わせているのが大きな特徴。酸味のあるカカオパルプに負けないように、和栗は香りが豊かで甘みのある茨城県産の利平栗を使用しています。 モンブランクリームとカカオパルプのジュレを一緒に食べると、まろやかな味わいとほのかな酸味の相性が良く、驚くほど後味が爽やか。 薄く焼き上げたチュイルにはカカオハスク(カカオ豆の種皮)を使っていたり、和栗の香りやカカオパルプのフルーティーさを活かすために木戸泉酒造の「アフス」を合わせるなど、ショコラティエならではの細やかなつくりがナイスィーツ! お花を飾った見た目も可憐で、贈り物にも喜ばれるモンブランです。 LA BASE de Chez Lui(ラ・バーズ・ドゥ・シェ リュイ) 所在地 東京都渋谷区代官山町20-23 Forestgate 代官山MAIN棟1-06 電話番号 03-6712-7563 Instagram @labase_chezlui