今人気の猫種は何?ペルシャとマンチカンの血を引いた猫は?1位はまさかの雑種
◆5位(人気度69) 5位にランクインしたのは「ラグドール」「メインクーン」「ミヌエット(ナポレオン)」です。 〈ラグドール〉 ラグドールは、白く長いふわふわの被毛と青い瞳が魅力的な大型の猫です。名前は「ぬいぐるみ」に由来し、人に抱っこされることを好みます。 とても温和な性格で、怒ることはあまりありません。さらにとても賢く、人の言うことをよく聞くことから、初心者でも飼いやすい猫とされています。 〈メインクーン〉 メインクーンは、「猫の巨人」とも呼ばれる大型の長毛種です。北アメリカのメイン州原産とされ、寒さに耐えられるようとても毛量が多く、がっしりした体格をしています。 性格は温厚でとてもフレンドリー。小さな子どもとも仲良くすることができます。 〈ミヌエット(ナポレオン)〉 ミヌエットは、ペルシャとマンチカンの血を引いた猫です。ペルシャの長毛とマンチカンの短足を受け継いだ個体が多いですが、なかには短毛や長足の個体もいます。 性格はフレンドリーでマイペース。一方で活発な一面もあり、遊んだり走り回ったりすることを好みます。 ◆4位(人気度70) 4位は「サイベリアン」。ロシア原産の長毛種で、名前は「シベリア」に由来します。 全身をみっしりと覆う被毛や筋肉質な体型は、厳しい寒さを生き抜くためのものです。 活発で運動好きですが、性格は甘えん坊で従順。また、知能が非常に高く、犬のように芸を覚えさせることもできるとされています。
◆3位(人気度75) 3位には「スコティッシュフォールド」「シャム」がランクインしました。 〈スコティッシュフォールド〉 スコティッシュフォールドはイギリス原産の猫で、丸みを帯びた顔と折れ耳が大きな特徴です。ただ、耳の折れ具合には個体差があり、なかには完全に立ち耳の個体もいます。 性格は甘えん坊で穏やか。その愛らしい見た目もあって、高い人気を誇っています。 〈シャム〉 シャムは「サイアミーズ」とも呼ばれる、タイ原産の猫です。古くはタイ王朝で飼われていたとされ、日本でも1950~1960年代にシャムブームが発生しました。 シャムの大きな特徴は、青い瞳と「ポインテッド」と呼ばれる独特の模様です。子猫のときは白やアイボリー一色ですが、成長するにつれて顔の中心、耳、手足、しっぽに色がついていきます。 性格は活発で運動好き。よく鳴く猫としても知られています。 ◆2位(人気度82) 2位には「マンチカン」がランクイン! ダックスフンドのような胴長短足の姿で有名ですが、「マンチカン=短足」というわけではありません。足の長さには個体差があり、「ラグハガー(短足)」「スタンダード(足長)」「スーパーショート(短足と足長の中間)」の3種類に分けられます。 性格は人懐っこく、甘えん坊です。 ◆1位(人気度96) 堂々の1位は「混血種(雑種やミックスとも)」。日本で最も多く飼われている猫です。 多様な猫の血を引いているため、個体ごとに体格や模様などの身体的特徴が異なりますが、そうした唯一無二の個性を持つ点こそが最大の魅力といえるでしょう。 性格に関しても個体差が大きいものの、「茶トラの猫は人懐っこい」「黒猫はおおらか」「三毛猫は気が強い」など、毛色によってある程度の傾向があるとされています。
「婦人公論.jp」編集部