カバーオール、セットアップ、帽子etc. デニム使いが上手い洒落者SNAP3選
「デニムって、何に合わせるかマジメに考え出したら終わり」。 あるスタイリストの極論的名言だが、確かにその魅力はラフさにもある。となれば逆説的に、だからこそ合わせ方は難しい。深く考えすぎず、自然体で。そんな上手い具合いを、まずはSNAPから学んでみて。 【写真11点】「デニム使いの上手なコーデ」の詳細を写真でチェック
① ルーズすぎないサイズ感と小物使いが◎
坪井さん(37歳) 濃紺デニムの上下に、白いヘンリーネック。以上、説明終わり。それ以上語るのはきっと野暮だし、その“何気なさ”が独特のクールな雰囲気を助長させているのだと思う。
あえて付け加えるなら、ルーズすぎないサイズ感。さらには、顔周りや腰周りの嫌味なき小物使いもポイントに。つい真似したくなるシンプルコーディネイトだ。
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② 薄色デニムのカバーオールで整えた秋冬コーデ
たすくさん(36歳) いい感じにフェードしたデニムのカバーオールを軸に、ナチュラルな色味を各所に配置。秋冬らしい、暖かみのある装いに仕上がった。 ジャケットのインディゴカラーをスニーカーで拾うなど、”基本のき“もしっかりカバー。バランス感覚に優れた大人の選択だ。
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③ キャスケット帽もデニムなら無造作に
柳川雄太さん(32歳) 全身を薄い色でまとめながらも、あえてブルーのキャスケット帽でハズす。なんとなくカブってみた。その無造作な感じがとても美しいのである。 親近感のあるデニムゆえ、キャスケットというやや高そうなハードルもぐっと身近に。その辺も含めて、上手だなと感心する次第。
◇ 冒頭のスタイリストの言葉は、もっと自由に、気軽にデニムを楽しんでほしいがゆえ。いわば、デニムに正解なし。自分なりの気持ち良さを探るべく、積極的に取り入れてほしい。
OCEANS編集部