大阪府・吉村知事が定例会見5月11日(全文3完)学と防衛を完全に分けるのは、国民にとってプラスなのか
日本学術会議もぜひ考えていただきたい
日本国民を守るという国家の本当の大切な、最も大事なところ、また学術会議も内閣府の一員なわけですから、そこはぜひ学術会議にも考えていただきたいと思いますし、ある意味、ある程度、進め方とすれば、まずは日本維新の会でその方針が一定まとまれば、いろんな働き掛けはしていきたいと思います。いろんな方策があると思います。具体的な方策で何かこうというのは、今具体的に出てきているものではないですけれども、まずは日本維新の会の方針としてまとめていくということは、あとはもう手段論になってきますから、大事だと思っていますし、日本学術会議の皆さんにも、そこはちょっとぜひ考えていただきたいというふうに思っています。 毎日新聞:分かりました。ありがとうございます。ほか、ありますでしょうか。じゃあこれで終了します。ありがとうございました。
防衛費の予算を増やすことには賛成か
フランス10:フランス10の及川です。です。関連して、防衛力を付けるために、防衛費の予算を増やすことには賛成でしょうか。 吉村:賛成です。 フランス10:黒田日銀総裁がコアCPIも4月にプラスに転じたとおっしゃっているように、現在は正確に言うとディマンド・プル・インフレーションです。要因は2つといわれていて、1つの要因が防衛費を拡張することです。防衛費を拡張すると、さらにディマンド・プル・インフレーションが進みますが、それでも拡大すべきだとお考えでしょうか。 吉村:日本国民を守るために、防衛費については増加させるべきだと思います。 フランス10:おととい伺いましたけども、自衛隊、憲法に明記するということでしたが、海外から見れば軍隊だと。ただ、フランスの国防大臣経験者にインタビューしたとき、ちゃんとForceかArmyか区別できていました。吉村さんは自衛隊を英語で言えばForce、Armyどちらにすべきだと思いますか。 吉村:昨日、答えています。自衛隊は憲法上、明記すべきだというふうに思っています。 フランス10:ただ明記するだけじゃなくて、Force、Armyをまた曖昧なままにしたまま明記するのでしょうか。 吉村:先ほど答えたとおりです。 フランス10:先ほどっていうのが、この間、ArmyかForceかって2日前に伺って、お答えにならなかったので伺っています。どちらでしょうか。 吉村:自衛隊を憲法上、しっかり明記する。これが必要だと思いますし、国民的議論をする、これが必要だと思っています。 フランス10:じゃあArmyとForceについて、どちらにするかは考えていらっしゃらないということでしょうか。 吉村:自衛隊を憲法上、明記すべきだと思っています。 フランス10:はい。ありがとうございました。 毎日新聞:ほか、いいでしょうか。ではこれで終わります。ありがとうございました。 (完)【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見5月11日