【写真：Getty Images】

　カナダ、米国、メキシコで共催される2026年のワールドカップ・アジア最終予選の組み合わせ抽選の結果、中国は日本と同じC組に入った。中国メディア『捜狐』は現地時間14日に、W杯最終予選の初戦で激突するサッカー日本代表の展望について報じている。 【画像】カタールW杯ワーストイレブンのフォーメーション 　記事では、「中国代表は日本にリベンジできる可能性がある」と題して、「熾烈な予選グループに入ったものの、出場枠の拡大は非常に魅力的だ。他のグループからは死の組と呼ばれているが、中国サッカー代表チームの選手たちは情熱に満ち、成功への熱意を持って、サッカーの祭典の出場権を獲得しようと努力している」と、中国の現状を伝えていた。 　そして、「特筆すべきは、前回の予選で日本がホームゲームの初戦でまさかの敗退を喫したことだ。この敗北は中国チームに前向きなメンタリティをもたらした。サッカーでは何が起こってもおかしくない」と言葉を続け、「さらに考えさせられるのは、日本チームを破った相手のオマーン代表監督が現中国チームのイワンコビッチ監督だったことだ。この経験豊富で戦術的に柔軟なコーチは、中国チームの監督に就任して以来、チームに新たな活力と希望を注入してきた」と、前回の予選でオマーンを率い日本を破ったブランコ・イバンコビッチ監督の経験と指導力が今回も活きるだろうと指摘している。 　また、「W杯の予選で0-2で敗れた記憶も鮮明だ。しかし、この敗北は代表サッカー選手たちの闘争心とリベンジの決意を呼び起こす。宿敵である日本と再び対戦するときにリベンジを達成して、良いスタートを切り夢を追い続けたいと代表チームは考えている」と、過去の敗北は日本戦における選手たちの士気の高さにも繋がっていることを強調していた。