【シニア層の住民税非課税世帯の割合は38.1%】一方で厚生年金を「月額30万円」受給する人も。現役時代の年収はいくらあったのか?
年金として「月額30万円以上」を受給する人はどのくらいいる?
厚生労働省年金局の「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」では、年金受給額ごとの人数も確認が可能です。 【年金受給額ごとの人数一覧】※厚生年金月額には国民年金部分を含む ・1万円未満:6万1358人 ・1万円以上~2万円未満:1万5728人 ・2万円以上~3万円未満:5万4921人 ・3万円以上~4万円未満:9万5172人 ・4万円以上~5万円未満:10万2402人 ・5万円以上~6万円未満:15万2773人 ・6万円以上~7万円未満:41万1749人 ・7万円以上~8万円未満:68万7473人 ・8万円以上~9万円未満:92万8511人 ・9万円以上~10万円未満:112万3972人 ・10万円以上~11万円未満:112万7493人 ・11万円以上~12万円未満:103万4254人 ・12万円以上~13万円未満:94万5662人 ・13万円以上~14万円未満:92万5503人 ・14万円以上~15万円未満:95万3156人 ・15万円以上~16万円未満:99万4044人 ・16万円以上~17万円未満:104万730人 ・17万円以上~18万円未満:105万8410人 ・18万円以上~19万円未満:101万554人 ・19万円以上~20万円未満:90万9998人 ・20万円以上~21万円未満:75万9086人 ・21万円以上~22万円未満:56万9206人 ・22万円以上~23万円未満:38万3582人 ・23万円以上~24万円未満:25万3529人 ・24万円以上~25万円未満:16万6281人 ・25万円以上~26万円未満:10万2291人 ・26万円以上~27万円未満:5万9766人 ・27万円以上~28万円未満:3万3463人 ・28万円以上~29万円未満:1万5793人 ・29万円以上~30万円未満:7351人 ・30万円以上~:1万2490人 年金を月額30万円以上受け取っている人は、全体で1万2490人(0.08%)であることが確認できます。 男女別にみると、男性が1万2164人(0.11%)、女性が326人(0.01%)となっており、全体・男女の割合をみても、30万円以上の年金を受け取る人はごく少数で、大半の人には難しい金額と言えるでしょう。 では、現役時代の年収がどれほどであれば「月額30万円以上の年金」が得られるのでしょうか。 今からでもその水準に到達できるのかについても含め、次章で詳しく解説します。