【シニア層の住民税非課税世帯の割合は38.1%】一方で厚生年金を「月額30万円」受給する人も。現役時代の年収はいくらあったのか?
まとめにかえて
本記事では、厚生年金「月額30万円以上」を受け取っている人の割合について紹介していきました。 月額30万円以上を受け取っている方は1万2490人(0.08%)と全体で0.1%未満となっており、月額30万円以上を目指すのは至難の業といえそうです。 また、年金受給の男女全体の平均月額は厚生年金14万3973円、国民年金5万6316円となっており、年金だけで生活できる世帯は少ないことを改めて感じられたと思います。 現役世代の人たちは、公的年金以外の収入源や取り崩し可能な資金を準備した上で老後を迎えたいものです。
参考資料
・日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」 ・厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」 ・厚生労働省「令和5年 国民生活基礎調査」
立野 力