小橋プロデュース興行 10回目は後楽園創業記念日の来年4月16日に開催「いろいろなことを経験してきた会場」
全日本プロレスとノアで活躍した元プロレスラーの鉄人・小橋建太(57)が2日、10回目となるプロデュース興行「Fortune Dream 10」を来年4月16日に東京・後楽園ホールで開催すると発表した。 同興行は毎年6月に開催してきたが、今回は東京ドームとタッグを組むことが決定。プロレス&格闘技の〝聖地〟後楽園ホールの創業記念日に行われることになった。 後楽園ホールで行われた会見で小橋は「僕と後楽園のつながりを考えると、6月にやっていた大会を創業記念日に変えるのは、意味がある変更だと思う」と強調した。 初のタイトル戦となった1989年3月27日、ジャイアント馬場とのコンビでアジアタッグ王座に挑戦したのが後楽園だった。同年7月15日に小橋&ジャンボ鶴田vs天龍源一郎&スタン・ハンセンの試合で、初めて後楽園のメインを務めたことも記憶に残っている。「いろいろなことを経験してきた会場。全てが思い出になる試合だった」と振り返る。 当日は女子プロレスを含む6試合程度を予定しており、恒例となった小橋のトークバトルも行われる。 くしくも17年前の12月2日は、腎臓がんを克服した小橋が、ノアの日本武道館大会で奇跡の復活を果たした日だった。「あの試合の日を会見に選んだのも、全てがつながっている」と語った鉄人は、大会の成功に自信をみなぎらせた。
東スポWEB