早田ひなと銅メダル争う申裕斌 過去戦績では早田有利も今大会では…<パリ五輪卓球競技>
満身創痍の早田がどこまで戦えるか
このように、過去の対戦では早田の勝率が100%となっており、戦績だけで見れば申裕斌は「相性のいい相手」と言える。しかし、準決勝後に早田本人が「コンディションが万全ではなかった」と語る通り、早田が利き腕である左腕に問題を抱えているのは明らか。 対する申裕斌は、今大会混合ダブルスで銅メダルを獲得し、女子シングルス準々決勝では平野美宇(木下グループ)との死闘を制して勝ち上がるなど、心身ともに充実した状態と言える。もちろん、連戦による疲労は考えられるものの現時点では早田よりも状態が良い可能性は高く、早田との試合でも高いパフォーマンスを発揮するだろう。 いずれにせよ、3日に行われる女子シングルス3位決定戦で両選手が熱い試合を見せてくれることに期待したい。
ラリーズ編集部