レバノン電子機器攻撃第2波 小型無線機爆発で9人死亡
パールベック、レバノン、9月19日 (AP) ― 中東レバノンの首都ベイルートと各地で9月18日、電子機器を狙った第2波とみられる攻撃で、トランシーバーやソーラー機器の爆発が相次いだ。一連の爆発で、少なくとも9人が死亡、300人以上が重軽傷を負った。 この前日には、レバノンのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラ戦闘員が携帯していたポケベルが一斉に爆発し、少なくとも子ども2人を含む12人が死亡し、約2800人が負傷した。 イスラエルがイランの支援を受けるヒズボラを標的にしたとみられているこの攻撃で、両陣営の対立が全面戦争に拡大するのではないかという懸念が高まっている。 2回目の爆発で、無差別に犠牲者が出る可能性が高まっている。数百カ所で起こった同時爆発は、ポケベルやトランシーバーを持つ者がたまたまいた場所で起こり、多くの場合、家族や傍観者が近くにいて爆発に巻き込まれた。 (日本語翻訳・編集 アフロ)