ヤクルト、前ソフトバンク・佐藤琢磨&前楽天・沢野聖悠を育成契約で獲得へ
ヤクルトが、今季限りでソフトバンクを戦力外となった佐藤琢磨投手(24)、楽天を戦力外となった沢野聖悠内野手(22)を獲得することが25日、分かった。ともに育成契約で、近日中に発表するとみられる。 【写真】言葉を交わす奥川と内山の「星稜コンビ」 佐藤は新潟青陵高から新潟医療福祉大に進み、2022年に育成13位でソフトバンクに入団した左腕。184センチの長身から投げる最速150キロ近い直球が魅力だ。今季はウエスタン・リーグで2試合に登板して防御率5・40。まだ24歳と若く、伸びしろは十分にある。 沢野は愛知・誉高時代には通算26本塁打を放ち、20年に育成4位で楽天に入団。育成5年目の今季はイースタン・リーグ85試合に出場した。 ヤクルトには黄金期だった1990年代から、移籍してきた選手の能力を開花させ、〝再生工場〟と呼ばれてきた。21年にソフトバンクから育成で加入した小沢が今季終盤に抑えを務め、チーム最多の11セーブを挙げるまでに成長。佐藤、沢野も将来的な戦力として育成していく。