「いい状態に戻っている」ド軍指揮官も太鼓判 大谷翔平が“6戦5発”で量産体制
◇MLBエンゼルス3-2ドジャース(日本時間22日、ドジャー・スタジアム) ドジャースの大谷翔平選手が古巣エンゼルス戦に1番指名打者で先発出場。チームは延長戦で敗れましたが、22号ホームランを含む2安打2打点2四球の活躍。指揮官も「いい状態に戻っている」と太鼓判を押しました。 【画像】大谷翔平選手がエンゼルスのシャヌエル選手と熱い抱擁 試合前には古巣の選手たちと談笑。熱い抱擁をかわす姿をみせた大谷選手は、5回の第3打席。左腕マット・ムーア投手の3球目のストレートをとらえ、打球はバックスクリーン横へ。飛距離約138メートルの特大の22号2ランホームランを放ち、古巣との公式戦初対決で球場をわかせました。 古巣との対決で豪快な一発を放った大谷選手にロバーツ監督は「彼はアナハイムでの時間にとても感謝していますし、ここでも間違いなくハッピーだと思います。単純にこの日にこの場所でプレーすることを楽しみにしている」と話します。 チームは17日に開幕からリードオフマンを務めてきたムーキー・ベッツ選手が死球による骨折で離脱。大谷選手が2番から1番に打順が変わりましたが、ここ6試合は全試合安打で5試合で複数安打を記録。さらに6戦5発と量産モードに入っています。 打順の変化もあった大谷選手に「ベッツが負傷する数日前からいい状態に戻っています」とロバーツ監督。「自分のストライクゾーンの球をスイングして、ボール球をあまり振らないようになりました。必然的に彼が1番打者になっただけで、前からしていたことを続けているだけです。彼が球場の広範囲に打てているとき、打ちごろの球を打てているときは、彼ほど上手くプレーすることができる選手は他に誰もいません」と称賛の言葉を並べました。