海外メディアは”東京五輪の顔”大坂なおみの3回戦敗退の原因をどう分析したのか…「最終聖火ランナーのプレッシャー」
「日本人の母とハイチ人の父を持ち、米国で育った大坂は、多文化を受け入れる日本の象徴であり、米国の黒人、女性の平等、アスリートの力を代弁する存在であり、ヴォーグやスポーツ・イラストレイテッドの水着特集号の表紙を飾った新進気鋭のファッション・アイコンでもある。しかし、彼女自身が誰よりもよく知っているようにスター性は勝利を保証するものではない。特に最近、女子のテニス界は層が厚い」と、シビアに敗戦を分析した。 大坂が敗退後、取材対応のミックスゾーンを通らず、会場を出てしまい、その後再びミックスゾーンに戻ったドタバタ劇についてもこう伝えた。 「大坂は試合後に選手ラウンジを訪れた後、会場を後にしたが、その後会場に戻ってきてニュースメディアと短い会話をした」とし、大坂の「少なくとも1回戦で負けなくてよかった」というコメントを引用した。 大坂は夜になってマネジメント会社を通じて、改めてコメントを発表。関係者に感謝の意を伝え、「母国である日本でのオリンピック開催で、日本代表としてこの大きな舞台に立てたことは私にとって夢のような時間であり、とても誇りに思っています。今の自分にできるプレーをさせていただきましたが、皆様の期待に応えることができずごめんなさい。私自身も今はとても悔しい気持ちですが、これからもテニスプレーヤーとして頑張っていきます」と謝罪。「次のオリンピックにも日本代表として出場できるよう努力していきます」と、3年後のパリ五輪で金メダル獲得を目指す考えであることを明かしている。