露大統領選当日に無人機攻撃 ベルゴロドで16歳の女性死亡
ベルゴロド、ロシア、3月19日 (AP) ― ロシア大統領選挙の最終投票日に当たる3月17日、ウクライナ軍によるロシア領内へのドローン攻撃で、少なくとも十代の女性1人を含む3人が死亡した。 ベルゴロドに対する攻撃で16歳の女性が死亡、父親が負傷。同日の2回目の攻撃で男性1人が死亡、11人が負傷した。 南部クラスノダール地方では、ウクライナ軍のドローン1機が、石油精製施設に墜落し、火災が発生した。火は数時間後に消えたが、この攻撃で精製所の作業員1人が死亡した。 ここ数日、ロシア国内の石油精製施設や貯蔵施設がウクライナ軍のドローン攻撃の標的となっており、長距離無人機攻撃や、ウクライナを拠点とする反プーチン武装勢力による侵入など、ロシア領土への攻撃が強化されている。 ウクライナ国境から800キロのヤルスラブリ州への攻撃が、ロシア領内に最も深く侵入したウクライナ軍のドローン攻撃だという。 (日本語翻訳・編集 アフロ)