黒海艦隊の大型哨戒艦を撃沈 ウクライナのハイテク無人艇
キーウ、ウクライナ、3月6日 (AP) ― 最前線のはるか後方の標的を狙うウクライナは3月5日、黒海でハイテク水上ドローンがロシア海軍の哨戒艦を撃沈したと発表した。 ウクライナの主張に対して、ロシア当局からのコメントはない。 国防省情報総局によると、ウクライナで設計、建造、爆薬を搭載した特殊部隊の無人艇「マグラV5」が5日夜、ケルチ海峡付近で、黒海艦隊の大型哨戒艦「セルゲイ・コトフ」に体当たりして撃沈した。 哨戒艦の乗組員は60人前後で、巡航ミサイルを搭載しており、少なくとも2回爆発した。 ウクライナ当局によれば、ウクライナを攻撃するロシア軍ミサイルの20%は、黒海から発射されているが、ロシア艦隊を撃退することで、艦隊が黒海沿岸から遠ざかり、ウクライナが穀物輸出回廊を設置できるようになったという。 (日本語翻訳・編集 アフロ)