【あなたのスクーター、シロくないですか?】プラパーツの白化を防ぐためには?
スクーターには多くの塗装されていないプラスチックパーツが付いていますが、放置しておくと「白化」してしまうもの。 【画像】プラパーツのメンテポイントをギャラリーで見る(18枚) 特に近年のモデルは製造地によってプラスチックの品質が変わり、柔軟性がなくなり白化し易い素材もあるようです。 足を置くフロアボード周辺や、メーター周りにプラスチック素材が多いため、ライディングの最中でも視界にも入り易く、みすぼらしく見えると思う方もいるのではないでしょうか? とくに大型のスクーターなど、所有感があるモデルのユーザーには、こういった思いを募らせている方も多いかもしれませんね。 今回はそんなプラスチックパーツを、気軽に簡単なお手入れで美しい状態を長期間保ち易い方法をご紹介したいと思います! 文/Webikeプラス Qoo.
スクーター外装の多くはプラスチックパーツ
スクーター外装のほとんどがプラスチックで覆われています。 一部、海外メーカー車両にはスチール外装に塗装されているモデルもありますが、限られた車種のみです。 プラスチック素材は塗装などがされていない場合劣化が進行し易いため、なんらかの保護をする事になります。 プラスチックパーツは雨に濡れると油分が抜け柔軟性が失われ、紫外線に当たると硬くなり白化が進行します。 車両メーカーのパーツ供給が継続されている状況であれば、ダメになったプラスチックパーツを丸ごと交換という手段もあります。 ですが作業時間が取られますし、なによりお金がかかります。愛着もありますよねっ? ねっ?? (笑)
コーティング剤ではダメなの?
プラスチックパーツにも使えるとするコーティング剤などが多く存在します。 しかし、溶剤やポリマーなどの効果でキレイにはなりますが、ツヤはあまり出ない事が多いです。 それはコーティングをする対象が主に塗装面に特化している事にあります。 塗装、上に吹かれているクリアー層などを輝かせる事に主眼が置かれているからです。 現在では多くの製品が溶剤で汚れを落としコーティングをする事でツヤを出そうとしているため、塗装面には効果があるのですが、塗装されていないプラスチックのツヤ出しにはあまり効果がありません。